末王女の輿入れ

作品概要

孤児であるメアリーは自身が授かった能力、ギフトのため王女レオノーラの影武者となっていた。そんなメアリーはある日、レオノーラより彼女の婚約者候補にレオノーラの振りをして会うよう命じられるのであった。

身代わりにされる主人公のお話です。ざまぁのような要素あり。設定はあまり細かくは気にせずお楽しみください。

末王女の輿入れ

短いながらもよく纏まった王道恋愛ストーリーです。

本作品をオススメできる人

• 王道な恋愛作品を楽しみたい人

読んでみての感想

王女の影武者として生きる少女達、とある事件に巻き込まれた主人公の運命は如何に。

身分差・明かせない秘密・ハッピーエンド・因果応報、恋愛小説の要素が全18話の中にしっかりと盛り込まれています。

物語の構成も申し分なく、文体にも癖がなく、言うことがないほどに王道です。
テンプレ作品とも受け取れますが、なろう系作品特有のテンプレではなく古き良き恋愛作品としての様式美と言えます。

短くも纏まった作品のため、パッと何か読みたくなった際にすぐに読めるいい作品。
コミカライズ版も絵が可愛らしく、オススメです。

好みの分かれる要素

• 特になし

正統派な作品のため、特に気になる部分はありません。

一風変わった要素・万人受け要素は特になかったため★１にカテゴリーしました。

漫画版

漫画の方も、とても綺麗な作画でオススメです。